坂口裕子 イタリア活動記 2012-1

CIRCOLO MAYR-DONIZETTI主催のオペラ「ボエーム」(ムゼッタ役)出演のため、11日、ミラノ入りする。留学時代からお世話になっているイタリア人のお宅にホームステイをする。ピアノもあり、練習できるのが嬉しい。

ミラノ・G.VERDI国立音楽院の教授であったG.カネッティ先生の歌のレッスンを受ける。まずは発声をみていただき問題ないとのこと、少しホッとした。そのあと、イタリア近代歌曲、そして、ムゼッタをみていただいた。歌の先生でありながら、コレペティの経験が豊富な方で、とても充実したレッスンを受けることができ、感謝。

オペラ「ラ・ボエーム」の稽古が、16日に行われた。一日で稽古を終えるというハードなスケージュールを、皆集中してこなした。それでも、ユーモアあふれる稽古で、いろんな緊張が解けた。
18日当日、CINETEATRO COLOGNORAというベルガモの劇場でオペラは開催された。緊張の中、満席の会場でオペラを無事終演した。たくさんの「ブラーバ!」をいただき、とても嬉しかった。写真は、オペラ「ラ・ボエーム」のもの。

翌日、ミュンヘンの友人宅に移動。来月24日のオペラ「ドン・パスクワーレ」(ノリーナ役)の読み込み、コレペティ稽古に励む。良い演技がしたい。